「シャイニージェルの持ちが悪いって口コミを見たけど・・・」
「実際使ってるけどすごく持ちが悪い!」
というあなたへ。
ジェルとの相性ももちろんありますが、塗るときのちょっとしたコツでずいぶんと持ちが変わるって知っていますか?
今回はプロネイリストが本気でアドバイス!シャイニージェルを長持ちさせる方法をお伝えします。
シャイニージェルを持ちよくつける3つのポイント
- サンディングは深さではなく面積を意識する
- 水分・油分除去を徹底的に
- ベースジェルは二度塗りで厚みを意識する
サンディングは深さではなく面積を意識する
シャイニージェルの一般販売用ベースジェル「スーパーベース」は、サンディングが必要なジェルです。
よって、ジェルを塗る前には爪の表面を削る必要があります。
ここで大切なのは、深く削らないことです。
よく、「しっかりサンディングしないと持ちが悪くなりますよ」なんていうノウハウを耳にしますが、あの「しっかり」は深く削ってくださいと言う意味ではありません。
爪を全体的にまんべんなく削ってください、という表面積レベルの話しをしているのです。
実際、爪のサンディングが甘く、ちょっとでもつるっとした部分が残っていると、そこから浮いて持ちが悪くなることはよくあります。
深く削ってしまうと爪が薄くなってしまいますし、深く削っても持ちが良くなるわけではありません。
削った後に、爪を上下左右に傾けて、つるっとした部分がないか確かめ、削り残しがある場合は、そっとその部分にファイルをあて、優しく削り、全体が「ざらっ」とした質感になるように仕上げましょう。
このひと手間で、格段に持ちが良くなりますよ。
水分・油分除去を徹底的に
サンディングがしっかりできたら、次は水分と油分をしっかり除去します。
特に油分は、持ちが悪くなる原因の一つです。
たとえば、ちょっとかゆい!と顔を爪でポリポリかいた時点で、爪の先端に化粧品という油分がつきます。
乾燥するからとハンドクリームなんて塗ってしまったら、手全体に油分がつきます。
ジェルを装着する前に、必ずその油分を落としてください。
セルフネイルであれば、サンディング後に手洗い用洗剤でしっかり手を洗いましょう。
これが一番確実で一番簡単な方法です。
その後、コットンにジェルクリーナーを含ませ、爪の先端までしっかりとふき取ってください。
先端はもともと浮いてきやすい場所なので、油分が残ったまま塗るとさらに浮きが早くなります。
また、ジェルクリーナーがない場合は薬局で売っている消毒用エタノールでもけっこうです。
これで水分も蒸発し、ジェルを塗るのに最適な爪の状態になりますよ。
ベースジェルは二度塗りで厚みを意識する
記事【シャイニージェルのプロ用と一般販売用は何が違うのか?メーカーに問い合わせてみた】でも書いたとおり、ベースジェルは厚みを持たせて塗る必要があります。
一般販売用の「スーパーベース」の塗り方については特に記載がないのですが、プロ用の「パワーベース」は”爪と同じ厚み”を持たせて塗ることが推奨されており(※)、メーカーさんとしてはそれと同じ塗り方でお願いしますということでしたので、上記の結論に至ったわけです。
(※プロ用商品を購入した時に入っていた説明書に記載有。サロン限定商品の説明のため掲載は控えます。)
しかし、スーパーベースはとてもさらさらなジェルで、厚みを持たせようといっきに乗せると、だらーっと皮膚に流れてきてしまいます。
ちなみに、このだらーっと流れた状態で硬化させると、これも持ちが悪くなる原因になるので、かならずウッドスティックなどでふき取ってくださいね。
話しがそれましたが、だらーっと流れずに厚みを持たせる方法はただ一つ、二度塗りすることです。
一度塗り目→硬化→二度塗り目→硬化
これで爪と同じくらいの厚みを出していきます。
セルフネイラーさんでたまにみかけるのが、ジェルの塗布量が極端に少なく、塗ったあとの質感がざらざらになっている方。
これは正しい塗り方ではありません。
ベースジェルを塗った時点でつるんっとした質感になることを目標に二度塗りしていきましょう。
それでも持ちが悪い!というあなたへ
上記のとおりやってみたけど、それでも持ちの良さが変わらないという方は、シャイニージェルのボンダーを使用してみると良いかもしれません。
通常こういったプライマーやボンダーというものは、酸を使用して爪の表面を溶かし、密着性を高めているものが多いのですが、シャイニージェルのボンダーは酸不使用。
爪に優しく、密着度をアップさせることができます。
価格も1,620円(税込)と比較的手ごろな価格ですので、せっかく買ったベースジェルを捨てる前に試してみてはいかがでしょうか?