最近、ジェルネイルのしすぎで爪が薄くなっている人、多いですね。
爪が薄くなる原因は、ジェルを塗る前のサンディングをしすぎたり、オフの時に削りすぎたり、いくつか考えられるのですが、実はジェル自体があなたの爪を溶かしているとしたら、どう思いますか?
今回は、ジェルが爪に密着する仕組みをご紹介。その上で、シャイニージェルがなぜ爪に安全と言われているのか、その根拠をお話ししていきますね。
ジェルネイルはどうやって爪に密着しているの?
ジェルネイルにはベースジェル、カラージェル、トップジェルがありますが、このうち、爪との密着度に大きくかかわってくるのが「ベースジェル」です。
ベースジェルは爪に直接塗るジェルなので、どのメーカーも爪との密着度を高めるような成分を配合しています。
では、どうやって爪に密着させているのでしょうか?
多くのメーカーでは、「酸」を配合することで表面の爪を少しだけ溶かし、溶けた部分とジェルを結合させることによって密着をさせているのです。
シャイニージェルの公式ページには以下のような実験の記載があります。
いちばん左のpH試験紙がシャイニージェル。黄色のままなのでpH5.0~6.0で、爪に優しい弱酸性です。「“強酸性”は物を溶かす」と言いましたが、この実験で何に驚いたかというと“強酸性”のジェルが結構多いということなんです。
ちなみに上記の実験では、「サンディング不要」と呼ばれているジェルほど「強酸性」を示したようなので、ノーサンディングを謳っているジェルだからと言って爪に優しいわけではないということもわかりますね。
強酸性ジェルによる悪影響は?
- 爪が薄くなる
- 新しい爪の生成に悪影響を与える
爪が薄くなる
強酸性のジェルネイルは上述のとおり、「爪を溶かす」ことで密着させているため、言わずもがな、溶けた分だけ爪は薄くなります。
また、強酸性ジェルは酸を使って強力に爪と密着させているので、オフがしづらいものが多く、ガリガリ削っているうちに自爪を削りすぎてしまったり、ジェルリムーバーで溶けきっていないものを無理やりはがしてしまったり、オフ時にみなさんがダメージを与えてしまう可能性が高くなるのです。
新しい爪の生成に悪影響を与える
酸にはタンパク質を変性させる性質があります。一度、酸によって変性してしまったタンパク質は元に戻りません。
爪は皮膚が角質化したもの、つまりタンパク質です。
酸の強いものを数週間装着していれば変性する可能性も高くなります。
その際、爪をつくる工場である「爪母(そうぼ)」がダメージを受けてしまうと、正常な細胞分裂が行われなくなり、爪がボコボコしてしまったり、爪の厚みがなくなったり、正常な爪の成長に悪影響を与えてしまうのです。
引用元: 化粧品用語辞典 爪母細胞
弱酸性のシャイニージェルが爪に良い理由
シャイニージェルはジェルネイルメーカーでも非常に珍しい、弱酸性のジェルネイルを取り扱っているメーカーです。
人間の肌のph値は4.5~5.5の弱酸性であり、シャイニージェルのph値も5.0~6.0の弱酸性。
いちばん左のpH試験紙がシャイニージェル。黄色のままなのでpH5.0~6.0で、爪に優しい弱酸性です。
シャイニージェルは爪を溶かして密着させるのではなく、爪の水分に結合して密着させるクロス重合という仕組みを用いて、爪に密着させています。
(※公式ページに記載はありませんが、プロ用ベースジェル「パワーベース」と同じ成分[ただし配合量は異なる]であるとメーカーさんより回答いただいています。)
また、オフもジェルリムーバーに浸してから約10分でぽろぽろと取れてきますので、無理やり削ったりはがしたりする必要もありません。
- 参考記事
自爪を大切にしながらジェルネイルを楽しむ、これこそが本当の意味での「爪のお手入れ」です。
これまでのジェルで爪がぼろぼろになってしまったあなた、今こそシャイニージェルに切り替えて、健康爪でジェルネイルを楽しみませんか?